内装工事と内装リフォームの違いとは?|詳しく解説

2025.11.07

奈良市にございますリフォーム施工店「大東工業(オオヒガシコウギョウ)」です。

内装工事と内装リフォーム、なんとなく2つの違いが分かりそうな気もしますが、同じような意味で使っていることもあるのではないでしょうか。
実は工事を行う範囲など、細かな部分で違いが見られます。

今回は、内装工事と内装リフォームの違いについて、概要や施工の点から解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 内装工事とは

新築住宅のほかに、テナントの入居時などに行われる、内部空間をつくるための工事です。
序盤はボードを張って壁の下地をつくり、ドアを設置するなど、柱や梁などの構造部分ができあがった状態から、空間の下地を整えます。
そこから表層部分のクロスやフローリングといった、仕上げまでを実施します。

なお、テナント入居の場合、店舗ならスタッフルームと接客フロアを分けるために、間仕切り壁をつくるのが一般的です。
この間仕切り壁は、軽量鉄骨(LGS)を骨組みとして使用するため、室内であれば自由に壁を設置できます。退去するときは、この壁を壊して撤去する原状回復が基本です。
木造住宅の場合は、室内壁の内部に建物を支える柱・筋交いが通っていることが多いため、壁によっては取り払うことができません。

■ 内装リフォームとは

元々ある内装を張替えなどの方法で修復するのが、内装リフォームです。
リフォームの考え方としては、経年劣化によって価値がマイナスになった状態を、新築時と同じゼロの状態へ戻すことです。
内装を全面的にリフォームすることも可能ですが、劣化の激しい部分に絞って施すこともできます。
そのため、予算にあわせた調節がしやすいともいえるでしょう。

内装工事中は、基本として工事関係者のみの出入りになりますが、内装リフォームは規模が小さければ在宅、お客様の出入りがある状態でもできます。

■ 施工に関する違い

内装工事と内装リフォームの、施工に関する違いについてまとめました。

・リフォーム用の建材がある

内装工事では設計やデザインの縛りを除けば、あまり建材を選びませんが、リフォームでは選択肢が限られる場合も。
たとえばクロスの張替えだと、古いクロスを剥がした際に裏紙が残ってしまうため、薄手のクロスではでこぼこが目立ちます。
しかし、リフォーム向けのクロスなら厚手なので、施工すれば滑らかな仕上がりになりやすいです。
このようなリフォームの過程で起きやすい問題をカバーできる建材が、クロスに限らず、多くあります。

・簡単に済むリフォームもある

リフォームは古いものを撤去して、新しいものをあてがう、というのが一般的ですが、古いものの上から新しいものでカバーするという方法もあります。
これは床の上張りや二重窓へのリフォームがあてはまります。
古いものを処分する手間やコストがなく、短ければ一日で完了することもできる、経済的なリフォームです。

・リフォームのほうが工事が難しい?

内装工事とを比べると、なんとなくリフォームが簡単なようにも見えますが、実はリフォームのほうが工事の難易度は高いとされています。
理由としては、建物の状態を把握しつつ、劣化にあわせた必要な補修・補強をする必要があるためです。
また、下地を解体しなければ劣化状態が分からないことも多く、当初の予定にはなかった追加工事が行われることもあります。

■ 奈良市でのリフォームは「大東工業」へ!

大東工業は、奈良市にございますリフォーム施工店です。
内装リフォームのほかに、外装リフォームも承っております。

お子さまのいたずらで破れたクロスや、イスの引きずり跡のあるフローリングはございませんか?
お風呂によくカビが生えたり、トイレがスムーズに流れなくなったりしていませんか?

そろそろリフォームのタイミングかもしれません。
奈良市にお住まいでしたら、ぜひご相談くださいませ。

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■ まとめ

内装工事は柱などの基本構造ができあがっている状態で、内部空間を一からつくるのに対し、内装リフォームは劣化した内装を修復するのが主な目的です。
リフォームは専用の建材や施工方法が複数用意されているものの、その分適切な施工を求められることから、施工難易度が高いとされています。

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